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2020.04.16
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中国(上海)レポート④<中国国内出張編>

中国(上海)レポート④<中国国内出張編>…

隔離生活から解放されて3週間が経過しました。
その間にも中国は外国人の入国を禁止したり、日中間の航空便を1社あたり1路線に限定、更に週1便に減便するなど、水際対策を強化しています。

 

一方中国国内は、4/8に感染拡大の震源地である武漢の封鎖が解除されたこともあり、新型コロナウイルスとの戦いに一息ついた雰囲気になっています。街や公園に出かける人も増え、観光地に人が押し寄せて入場制限になったことが話題となっているほどです。少し気が緩んでいるのが心配なくらいです。

上海にいる日本人駐在員と話していますと、中国国内出張について心配している声をよく聞きますので、今回は先日の深圳出張についてご報告させていただきます。

 

出発の虹橋空港は以前に比べて人は少ないものの、チェックインカウンターや荷物検査場は通常の50%稼働といったところでしたし、航空会社のラウンジも比較的空いていて、快適に過ごせました。

出発に関しては搭乗時に機内で検温があった程度で、いつもと変わりません。ちなみに私が乗った朝一番の便は満席でした。

深圳空港に到着後、空港出口から地下鉄の乗降までなんと一切のチェックがなく、これには驚きました。

深圳には上海の「随申碼」と同じようにスマホで健康状態や滞在履歴を登録する「i深圳」というWeChatのミニプログラムがあります。この「i深圳」のQRコードを提示する場面が多いと事前に言われていたので、事前に登録していたのですが、結局今回の出張中一度も求められませんでした。

深圳滞在中は、ビルによって違いますが、各ビルの入口で指定されたQRコードを読み取り、過去14日間に重点地域に滞在していないことが証明できれば入館できるという仕組みが多くみられました。(携帯電話のキャリア別にQRコードを読み取ると、自分の過去14日間の滞在場所が自動的に表示されます。使用履歴から判断されているようです。)

レストランも検温以外は普段とかわりませんが、かつては行列ができてなかなか利用できなかった人気店でも、今は比較的空いていますので待たずに入れるメリットはあります。

ホテルでは中国入国後に上海にて14日間隔離を終えた証明書の提示を求められ、それ以外にもスマホ経由で公安等へ個人情報の登録を指示されました。それほど難しい手続きではありませんので、チェックインは10分程度で完了しました。

復路ですが、深圳空港でも特に変わったことはありません。日本のパスポートを持っているので、いつ中国に入国したかを確認される程度です。
虹橋空港では、出口で指定されたQRコードを読み取り、直近14日間の滞在地に問題がなければ通過できます。

 

最近ではロシアから中国東北地方への感染者入国が増加傾向にあるなど、まだまだ全国土での完全正常化への道は険しいものとなっています。しかしながら、長期化した厳格な感染防止対策の反動からか、商業施設やレストランにおける管理がかなり適当になってきており、人々の警戒心も弱まっている印象もあります。

ただ、隔離生活から解放された生活の中で、一番感動したのは、「デリバリーの配送スタッフが部屋まで届けてくれるようになったこと」です。これまで「あたりまえ」と思っていた価値観が根底から揺るがされたことをあらためて実感しています。
今年は移動制限で桜を見ることもできませんでしたが、せめて花火大会にはマスクを外して出かけたいものです。

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