| Interview |これまでの道・これからの道
Interview 01
守田 善紀Yoshinori Morita
入社/2015年
所属/事業承継総合支援部
資格/税理士
前職/外資系情報システムサービス→税理士法人
事業承継総合支援
M&A・グループ再編
Career
人に感謝される専門職に憧れて
祖父が司法書士で、幼い頃から人に感謝されている姿を見て、自分も将来は専門領域で人の役に立つ仕事がしたいと思い、学生時代に税理士を取得しました。卒業後は、まずは広く社会を見てみたい、折角なら厳しい環境の中に身を置きたいと考え、外資系企業に入社しました。その中で、質の高い仕事というのはどういうものなのかを目の当たりにし、とても勉強になりました。
その後、中小企業の経営支援をかかげている税理士法人に転職し、最終的には70件ほどのお客さまを担当させていただきました。仕事は楽しく、やりがいも感じていましたが、お客さま一社一社により踏込んだ貢献をしたいという想いと、実務に追われてままならないという現状にジレンマを抱えるようになり、「もっと経営支援に特化した環境で自分を磨きたい」「自身の想いをより実現できる環境に身を置きたい」と考え、転職を決意しました。
Turning point
企業の成長を持続的に支えることができる職場へ
もともと企業の持続的な成長を支援したい、そのための自身の力を高めたていきたいという思いが強くありました。そんな中で興味を持ったのが、世代を超えて企業の前進を支援する「事業承継」でした。たまたま同じ税理士法人で働いていた先輩がみらいコンサルティングに転職しており、「みらいコンサルティングならやりたい経営支援が実現できるのでは」という話をしてもらい、自分がやりたいことが出来る環境がここにあるのではと感じ、みらいコンサルティングへ転職しました。
Works
経営者の翻訳者となりあらゆる課題をチームで解決
私の専門領域は、株式・株主の集約や組織再編ですが、専門領域だけに留まる必要はないと考えており、ジャンルを問わず経営課題に関することはすべて相談していただける経営者のパートナーを目指しています。
意外に多いのが、「この課題を誰に相談したらいいかわからない」というケース。何か専門的な課題が発生した際、経営者から見て各課題をどの専門家に相談すれば良いかが不明確で問い合わせ先に困ったり、仮に各専門家に問い合わせてみても、各専門家から各々の視点での回答が届き、「最終的にどうすれば良いか分からない」という状況になったりし、経営者のストレスだけが溜まっていく場面が散見されます。
そこで我々が経営者の窓口・翻訳者となり、全体を俯瞰し、各専門家を巻き込みながら、方向性や解決策を取り纏め、提案・実行することで、最終的な課題の解決、社長の望む姿の実現に貢献することができます。これもチームコンサルティングで多様な専門家とチームを組み、全体最適でお客さまを支援している、みらいコンサルティングならではの強みです。
MIRAI style
「お客様のためになるか」が基準。 「ノルマなし 禁止事項なし」の真のお客さま主義
お客さまのためになるのであれば、基本的に支援してくれる、本当のお客さま主義の会社です。入社当時「個人のノルマがない」ことに、びっくりしました。我々が目指すお客さまとの関係性として、「生涯顧客」という言葉があり、「いくらお金になっても、お客さまに不必要なものは提案するな」「パートナーとして相応しい支援をしよう」という価値観を大切にしています。
売上ノルマを求めない一方で、お客さまにどこまで貢献できているかというのは常に問われます。お客さまの期待値を超えられているか、それがお客さまのためになっているのか、胸を張って誇れる仕事をしているか、そういう点は上司にも仲間にもいつも見られていますので、この社風に合わない人は逆に大変だと思います。
みらいコンサルティングには私たちの存在意義や向かうべき姿、大切にするものを明確に表した「MCWAY」がある。これは大きいですね。MCWAYを軸としながら、社風・文化というかベースの価値観が共有されている。同じ価値観の仲間と語り合い、同じ方向をみて仕事ができる。これはとても幸せなことだと思います。
私はもともと独立願望も強かったのですが、みらいコンサルに入社してみると、この組織だからこそ解決できる課題・提供できる価値があるということを強く実感しています。自身が経験させてもらったこと、成長を支援してもらえる環境を振り返っても、自分のキャリアの中でみらいコンサルティングと出会えたことは、非常に幸せだったと思います。
Challenge
専門性を深掘りしながら、時代の先を見据えた支援を
みらいコンサルでは横軸と縦軸という考え方があります。横軸は専門性の幅、縦軸は専門性の深さです。うちの会社がすごいなと思うのは、横軸の幅の多様さも大切にしつつ、それぞれの専門性もとても高いこと。お客さまの経営に寄り添った専門性の深堀は実行力にも直結するため、今後も絶えずやっていかなければいけないポイントです。時代の変化を見据えて、横軸をどこに伸ばしていくか、その中で縦軸を深堀し、お客さまの未来を一緒に創っていくことができるか。会社全体で取り組み、挑戦しているところです。
今うちの会社の中に、次々に新会社が立ち上がっています。私も実はみらいのグループ会社の経営者です。個人としても、組織としても、様々なことに挑戦することで、よりお客さまにも還元できるようになると思います。なにより、リーダーとしても人間としてもまだまだ未熟な私に、こういった成長の機会をいただけるこの環境に本当に感謝していますし、私自身、先輩方からしてもらったことを、次の世代にしっかり申し送りしていきたいと考えています。