みらいコンサルティンググループ

地域の共創力を高める!中標津町コワーキングスペースMILK × みらいビジネスラボ

多様性が求められる現代、働き方も多様になり、パソコンさえあれば場所を選ばず働けるノマドワークやワーケーションは、これから益々浸透していくのではないでしょうか。そのような働き方に欠かせないコワーキングスペース。現在国内で2000以上の施設が運営されているそうですが、それは都市部に限ったものではありません。

今回は北海道の東部に位置する中標津(なかしべつ)町に2022年7月15日にオープンした「コワーキングスペースMILKさま(以下、MILKさま)」との地域共創の取り組みについてご紹介いたします。

 

なぜ中標津町でコワーキングスペースを開設するに至ったのか、その経緯をマネージャーの久保さまにお伺いしました。

中標津町は、ご存知の方も多いと思いますが、国内でも有数の酪農が盛んな地域です。空港があることもあり、根室など道東地域のハブ的な特徴があります。そのため、仕事で訪れるビジネスパーソンも多いのですが、そんなビジネスパーソンの悩みは「ちょっとした空き時間に働ける場所がない」ということ。MILKさまは、そんな悩みを持つ方のニーズに応えたいという想いを抱いたそうです。

 

この「MILK」という名称は、もちろん地域の代表的な事業である酪農にちなんでいるのだと思いますが、「栄養に満ちた自然の恵みのように、働く人の力になりたい」という願いをこめて名付けられたそうです。そして、単に働く場所を提供するだけではなく「新鮮な出会い」「新しい何かを生む」、そんな思いもこめ、例えば、定期的にイベントやビジネスセミナーを開催してその時々に訪れた方が自然と交流できる場を作り出し、地域と人がつながること、新しい気づきやビジネスが生まれることを大事にされているそうです。

 

みらいコンサルティンググループでは、その想いに共感するとともに、その活動を応援したいと考え、現在、MILKさまとの共創企画に取り組んでいます。具体的には、グループで運営する「みらいビジネスラボ(MBL)」というビジネスセミナーのコンテンツをコワーキングスペース内で受講できる環境を整え、「人との出会い」をより豊かにすることに挑戦しています。MBLの「ビジネスセミナーをオンライン×リアルタイムで受講できる」という特徴を活かし、中標津町に居ながらにして全国各地の参加者とディスカッションをしていただきながら、普段では出会うことのない地域・業種の方との交流で新しい気づきが生まれる場を創出しています。

 

ずっと同じオフィスで働いていても出会うことのない人たちと交流できるからこそ、様々な価値観に触れ、新しい発見ができる相乗効果が生まれる ― これはまさに、北海道地域創生プラットフォーム株式会社の「共創」の考えに通じています。これからも北海道各地を盛り上げるべく、様々な方々との共創企画に挑戦を続けてまいります。

 

 

コワーキングスペースMILK

https://note.com/workfresh_milk/

(サイトに移動します)

 

みらいビジネスラボ(MBL)

https://mblab.jp/

(サイトに移動します)

 

<執筆者>

北海道地域創生プラットフォーム株式会社(HPR2)

原 圭子