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2020.07.22
最大効率の経営

テレワーク、オフィス、どちらにすべき?

テレワーク、オフィス、どちらにすべき?…

最近、お客さまや外部パートナーの方とお会いする機会が増えてきました。お互い久しぶりですし、近況の情報交換から会話がはじまるのですが、その際にかならず話題になるのが、「テレワークやりました?」ということと、「今後はどうします?」という話です。

 

業種や業務内容にもよりますが、結論を申し上げると、会社という組織としても、個人としても、可能な限り『どちらでも効果的なパフォーマンスが発揮できるようにしておくべき』ではないか、と考えます。

テレワーク(リモート対応)か、オフィス(面会などリアル対応)か、という二元論で語るのではなく、いかなる状況でも最大パフォーマンスを発揮できるようにしておくことが新しい時代の経営に必要なのではないでしょうか。いわば、リモートとリアルのハイブリッドです。

 

その理由は簡単です。

ひとつ目の理由は、私たちそれぞれの会社は単独で活動しているのではないからです。サプライチェーンなどという大袈裟な言葉を持ち出すまでもなく、私たちにはお客さまをはじめとする多くの取引先がいて、連鎖、連動して事業活動をおこなっています。であるならば、お客さまの働き方、仕事の都合に合わせていくことが必要でしょう。

やや偏り感はありますが、「今後は営業訪問はいらない。WEB会議できるところとしか取引しない」とおっしゃる大企業の方の話を伺ったことがありますし、私たちのお客さまでも、毎月1回訪問してもらうより、毎週30分WEBで話ができた方がありがたい(でも、たまには会って話したいけど)、とおっしゃる方もいます。

反対にWEBではなく、対面で話したい、とお考えの方もいらっしゃることでしょう。

 

ふたつ目の理由は、これからの人材採用の観点です。近い将来、いや、すでに、デジタルネイティブな若者が社会に出てきています。物心ついた頃からスマホ(=高性能コンピュータ)に慣れ親しみ、SNSやWEBでのコミュニケーションで育った若者は、対面営業しかしない会社と、対面とWEBの双方を操る会社、どちらに魅力を感じるでしょうか。

 

対面でのコミュニケーションはとても重要で、今後も事業活動、社会活動をおこなうために不可欠な要素です。それを大事にしつつ、オンライン、リモートを活用する。これからの経営に必要な要素だと考えます。習うより慣れろ、ではないですが、この激変した環境変化をチャンスととらえ、組織としても人としても新しい仕組みを自在に使いこなせるよう試行錯誤してみてはいかがでしょうか。

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