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  1. クマ活に見る、共通価値の創造

Regional Transformation地域創生

2024.07.03

クマ活に見る、共通価値の創造

先日、北海道の東北端に位置する知床を訪れました。

知床は2005年に世界自然遺産に登録され、今や言わずと知れた北海道が世界に誇る観光名所のひとつになっています。
ちなみに知床は市町村を指す地名ではなく、羅臼(らうす)町、斜里(しゃり)町の2つの町が含まれるエリアを指しています。

知床で多くの旅行者の行先になるのは知床国立公園内の知床五湖です。
お手軽な高架木道コースと現地ガイド必須の自然遊歩道コースのいずれかを選び、大自然の中の散策を楽しむことができます。
私は今回初めての訪問で高架木道コースを選択しましたが、北海道らしい雄大な自然の景色に圧倒され、とても良い体験となりました。

知床は世界有数のヒグマの高密度生息地となっており、なんと私も知床五湖から宿泊先に向かう途中の車道で野生のクマに遭遇しました。

 

観光客も野生のクマに遭遇しやすく、それが観光資源にもなっているそうです。

参考:公益財団法人知床財団ホームページ https://policies.env.go.jp/park/shiretoko/whcc/

 

滞在中、知床にある人気ホテル、北こぶしリゾートホテルがCSRの一環で行っている、とある活動を知りました。
その名も「クマ活」。2020年から行っている、知床のクマを守るための活動です。
例えば、生い茂った藪の草刈りを行うことで見晴らしを良くして、クマが誤って人の生活圏に入るのを防ぐことや、クマ見物による渋滞を解消するべく交通整理を行うこと、クマへの理解を深めるための啓発活動などを行っています。活動には知床財団をはじめ、複数の企業や大学等も参加されています。

参考:北こぶしリゾートホームページ https://kitakobushi.jp/csv/

 

同ホテルが目指すのはステークホルダーとのCSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)。すなわち、事業活動を通して社会的な課題の解決に取り組むことで、企業として経済的な価値を創造しながら、同時に社会的な価値も創造することです。
知床をヒトとクマが共存し、これからも素晴らしい場所であり続けられるように、「知床を、つづけていく」ための活動をされています。

この活動を知り、私は改めて地域で事業を営むうえで大切なことを考えました。
事業を通じて地域の社会課題に本気で向き合い、人が集まり、ものが集まり、魅力あふれる地域にすることで、新たなお客さまやステークホルダーと出会いに繋がり、それがまた事業を継続・発展させていくのだと思います。
私も引き続きお客さまやパートナーとの事業活動を通じた社会的課題の解決に努め、地域を応援し、地域に応援される仕事に励みたいと思います。

北海道が誇る知床の大自然、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。

 

<執筆者>

北海道地域創生プラットフォーム株式会社(HPR2)

島幹人

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