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8tips右肩上がりの経営

2020.11.26
右肩上がりの経営

大変動時代だからこそ「ありたい姿」を見つめなおす

大変動時代だからこそ「ありたい姿」を見つめなおす…

少子高齢化、人口減少、技術革新といった視点での環境変化は今突然に目の前に現れたわけではありません。「環境は変わるものである」というのは当たり前のことだと誰もがわかっています。

しかしながら、環境変化を先取りしてビジネスを展開している企業が活躍する反面、変わることができずにいる企業が相当数存在しているのも現実です。「いつかは変わる」と思っていても、「今日と同じ明日が来る」という日常に埋没されてしまっているように感じられます。

 

7割経済と言われる環境が「現状」となってしまった今は、経営者はもとより、企業を取り巻く関係者それぞれが何を期待しているのか、ありたい姿は何なのか、をあらためて明確にするとき、と感じています。これまでの当たり前の環境とは既に変わっているという認識の共有は欠かせません。

 

ありたい姿実現に向け改革を推し進めようとしたとき、労力を要するのが「納得を得る」というプロセスです。

「なぜ変わることが必要なのか?」

「今必要なのか?」

「どんな効果があるのか?」

特に、現状で不自由していなかったり、繁忙であったりすると、改革に対する行動の優先順位について周囲の共感は得にくいものです。今日と同じ明日が来る、と思い込んで何も変えることなく過ごしてしまっている、ということが実際に起きるのも必然かと思います。

<先延ばしにされがちな経営課題例>

・将来に向けた既存事業の磨き上げ、新規事業開発

・後継体制構築・育成

・属人的な基幹業務対応

 

ただ、今、大きな変化がいたるところで生じています。取引先との仕事の仕方や従業員の働き方にも大きな変化が生じ、連日メディアではその変化の状況が発信されています。このように「世の中が変わっている」と誰もが感じられる「今」は、「変わる!」というメッセージを伝え、改革を進める良いチャンスではないでしょうか。

 

経営者にも、働く人々にも、そして取引先、会社の商品・サービスを受ける人々にも、その会社に期待することがあります。その全てを満たし続けていくことができたら本当に素晴らしいことであると考えます。

 

「自分たちに期待されていることが環境変化により変わっている」という共通認識のもと、「今、自分たちに何が期待されているのか?」をあらためて考えることで、「期待に応えるためにどのような変化をしていきたいのか?」を考え、動くことができるはずです。

 

<あらためて考えるときの『視点』>

「私たちは何者であるのか?」

「何を誰にどうやって提供することを生業としているのか?」

「将来のお客さまはどのような環境下で何を求めているだろうか?」

「今以上にお客さまに求められるためにはどうしたら良いだろうか?」

 

「環境が変わる」中で「自分たちがどのような存在でありたいのか」という「ありたい姿」を思い描き、その実現に向けたロードマップを描き行動していく。現状に振り回されるだけでなく、「ありたい」「やりたい」という自分の内側から湧き出る思いを今一度、引き出すことが、今を生きる力となり、将来に繋がる行動を生み出すものと考えます。

もし、「ありたい姿」を考える際に聴き手が必要であれば、お知らせください。私たちは、「未来セッション」というプログラムを通じて同様のご支援を多数させていただいています。

 

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