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企業の力で、地域と日本の未来を支える

企業の力で、地域と日本の未来を支える

深刻さを増す、地域の人口減少と人材流出

私たちは今、かつてない規模の人口減少と向き合っています。2024年の出生数が68.6万人と、戦後初めて70万人を下回りました。「たった2年前」の2023年の予測では70万人を下回るのは2038年という予測もありましたので、14年も前倒しになっています。そして地方における若年層、特に女性の流出が加速し、実に40の道県で若年女性は流出超過となっています。

この若年女性層が地域から流出することは、そこでは少子高齢化が進むこととなります。これが日本の各地で発生すると、日本全体として活力を失い、日本の国力は低下していくことになるでしょう。

そもそも、若年女性層が地域から都会へ流出する背景として、地元では「働きたいと思える企業が少ない」「賃金水準が低い」「キャリアが描けない」「多様性が受け入れられない」といった、構造的な課題がそこにはあります。

そして、それらは仕方のないこと、そんな雰囲気を地域からも感じてしまうのも現実ではないでしょうか。

 私たちが生み出したい「地域インパクト」とは

私たちはこんなことを考えています。

もし地域に、都市部と変わらぬ水準の賃金、やりがい、柔軟な働き方、キャリア機会を持つ企業が増えれば、地元で働くという「選択肢」を選ぶ人も多くなるのではないかと。そして、そのような企業が地域に増えていくことこそが、日本の国力を高めていくことになるのではないかと。

私たちは、地域にはポテンシャルのある企業がたくさんあることを知っています。しかし、それが十分に引き出されていない現状を感じることもあります。

私たちは全国30の拠点において、地元出身のコンサルタントが、地域の発展を想ってお客さまに経営サービスを実施しております。お客さまと共に歩むなかで、「この地域にこういう会社があるなら、ここで働いてみたい」と、若者が思える未来をつくることで「地域インパクト」を創出するのです。

地域の企業が今後注目すべき4つの視点

みらいコンサルティングでは、経営・人事・会計・業務改善・M&A・グローバル展開など、多岐にわたる支援をおこなっていますが、これらはマイナスをゼロに戻すというサービスではなく、お客さまが持つ可能性を最大限に引き出すための手段である、と考えています。

そして今期は特に地域にとって必要とされると当社が考える、以下の4つの分野に注力して参ります。

  • 人的資本経営のご支援(人を惹きつける企業づくり)
  • 資本コスト経営のご支援(金利上昇に対応した意思決定支援)
  • 成長のための事業再構築(M&A等)
  • グローバル展開(海外進出・人材連携)

これらの業務は、国が力を入れている「中堅企業化成長促進パッケージ」にもつながるものとなります。私たちは、中堅企業あるいは中堅企業を目指していく企業は「未来価値創造企業」であると考えています。全国でこのような未来価値創造企業であるお客さまと一緒に「地域インパクト」を生み出す活動をしたいと願っています。

また、この取り組みは、私たちみらいコンサルティンググループだけではできないことも理解しております。志を同じくするすべての方々と一緒に共創できる仕組みを整えていきます。

地域と共に未来をつくる「新しい三方よし」

私たちは、地域に対しての活動において「会社よし、地域よし、未来よし」という“新しい三方よし”を掲げました。

その地域の企業が成長し、若年女性が選んで入社し、安心して子育てをしながらキャリアを続けることができ、結果としてその地域で子供が増え、地域に活力が戻ってくる、そんな明るい未来を皆がイメージすることが大切なことだと思っています。

共感いただける皆さま方と、地域の企業経営サポートを通じて、この少子化という社会課題解決を全力で進めていきたいと考えています。

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