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組織を前進させる!リーダーの主体性を高める3つのポイント
皆さまの会社には、リーダーがどのぐらいいますか?
また問題意識をもって行動できる人がどのぐらいいますか?
ここでいうリーダーとは、部下の上に立っている人ではなく、物事を100%自分にも責任があるスタンスで、自ら行動し、仲間を鼓舞し、引っ張って行く人をさします。
主体性をもったリーダーが会社にどのぐらいいるかによって、会社の持続的な成長力に違いがでると考えますが、いかがでしょうか。
以下は、主体性のある人と主体性のない人の特徴です。
主体性のある人の特徴:
・物事を自分事としてとらえる(自責で行動する)
・変化に対して前向き
・問題が起きたらチャンスと解釈し、率先して行動する
・仕事を能動的に対応する
・失敗を恐れず、行動する(失敗から学び次に活かす)
・成長意欲がある
主体性のない人の特徴
・物事を他人事としてとらえる(他責にする)
・変化に対して後ろ向き
・問題が起きたらリスクと捉え、行動しない
・仕事を受動的に対応する(指示待ち)
・失敗を恐れ、行動しない(同じ失敗を繰り返す)
・成長意欲がない
今回は、リーダーの主体性を高めるための「3つのポイント」をご紹介したいと思います。
ポイント1.主体性マインドをセットし行動する
すべての主体性がある人が、最初から主体性をもって行動できているかというとそうではありません。人の脳は不安や恐怖に対して危険を感じたり、変化することを嫌います。そのため、一歩を踏み出すことに勇気が要ります。ただ、主体性のある人は、不安や恐怖、危険の中で行動したり、問題を他責にせず、自分に何ができるだろうかと考え行動することが、いい結果や自分の成長につながる、という体験をしており、それを知っているからこそ、何事にも主体性をもって行動できるのです。
不安や恐怖を感じたときに「自分にとっての成長の機会」と捉えて行動したり、問題がおきたら「自分にも100%責任がある」というスタンスをとり行動を繰り返すことで主体性は磨かれるのだと思います。
ポイント2.自ら意思決定(選択)する場をつくる
次に、無意識でやっていることも、意識して意思決定することや、決断を問われた時に意思決定する場をどれだけ作れているかが重要です。特に「自ら」意思決定をした、選択したことが大事です。結果として、決定した意思がうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあると思いますが、大事なのはそこから何を学び、次にどう活かすか、ということです。意思決定(選択)を繰り返すことによって、体験(成功体験・失敗体験)や達成感を蓄積することができ、それが自信につながり、主体性が磨かれるのです。
ポイント3.“徹底的に”マネをする
皆さまの周りに社内やチーム、社外に主体性があると感じる人はいますか?その人は、どんな思考、言葉遣い、振る舞い、行動をしていますか?多くの方は、マネする=恥ずかしい、かっこう悪い、などネガティブに捉えますが、マネすることは成長・成功への近道です。マネはいわゆる、守・破・離の「守」であり、「守」=「型」です。主体性のある人の言動を徹底的にマネすることで、主体性が身につくスピードが変わります。是非、主体性のある人を観察し、徹底的にマネしてみてはいかがでしょうか。
上記以外にも主体性を磨く方法はたくさんあると思います。ただ、大事なことは一朝一夕では身につかない、ということです。普段から意図をもって、意識し、行動することがいちばんのポイントです。
先が見えないこれからの時代だからこそ、メンバー一人ひとりがリーダーとなり、主体性を磨いていく必要があるのだと思います。
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