8tips社員が幸せな経営
「自律型人材」の育成には「組織づくり」が不可欠!
最近は、以前にも増して「自律型人材」へのニーズが高まっているのを感じます。環境変化に対応できる柔軟性を持ち、行動を起こせる人材が求められているのです。
ここでいう「自律型人材」とは、状況を理解し、自身の考えや価値観に基づいて主体的に意思決定と行動ができる人材のことを指します。
人材育成、というとどうしても「個人の成長をうながす取り組み」に焦点があたりがちですが、自律型人材を育成するためには、「組織づくり」も重要な要素となります。
なぜ「組織づくり」が必要か?
たとえば、「もっと主体的に考え、行動してください」と伝えたとしても、自分の考えや行動が正しいかどうかに自信を持てない場合があるのではないでしょうか。また、主体的におこなった意思決定や行動が全体として期待する成果にうまく結びつかないこともあります。すなわち、自律型人材は個々人で完結するものではなく、組織の方針や期待と調和しながら主体的な行動をとる能力、といえます。そして、そのためには、組織の理念やビジョンをスタッフが理解し、共有する取り組みがまず不可欠であり、組織全体がお互いを認め合った上で共通の方向に向かって個々の能力や意欲を最大限に活かす、そんな「組織づくり」が必要とされます。
自律型人材育成に取り組むには
実際に自律的な行動をうながす場面では、日々変わる自社を取り巻く現状と将来の目標を認識し合う、といった個々人に向けた丁寧な取り組みが大切となり、ある意味手間がかかります。さらに、自律型人材の育成には一定の時間がかかりますから、組織として個々の判断や行動を尊重し、さらには、個々が抱える問題や困難に対してもサポートし合える企業風土を整えていくこともポイントになります。
このように、「自律型人材」は「組織づくり」と密接に結びついています。両者をしっかりと統合することで、全体で支え合い、高め合っていける最高の組織を目指すことに繋がるのです。
理想と現実にはギャップが・・・
ただ、理想的なありたい組織の姿と現実には通常大きなギャップがあるものです。示しているビジョンが自分ごととして理解されていない、主体的な行動が独りよがりになってしまっている、など、なかなか思ったとおりには進まずストレスを感じている経営者も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
みらいコンサルティンググループでは、「組織づくり」のご支援として、ビジョン策定から社員研修などを一貫しておこなっています。ただ、それだけでは本当の意味での「ありたい姿」の実現支援とはいえないことも痛感しており、経営者のストレスによりそうご支援を実践してまいります。組織を成長させたい、一人ひとりをもっと輝かせたいとお考えの方は是非ご相談くださいますようお願い申し上げます。
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