8tips社員が幸せな経営
アフターコロナに求められる職場・働き方とは?
コロナ禍は、多くの人の人生観、仕事観を見直すきっかけになりました。
誰もが同じ時間帯に出勤して同じ空間で働くスタイルから、テレワークの普及・デジタル環境の進化により、いつでもどこでも仕事ができる環境が当たり前となり、仕事の内容や職場に対する帰属意識など、仕事や働くことの考え方は大きく変化しています。
働き方が変化している状況を理解しなければ、必要とする人材を確保できなくなります。必要とする人材を採用し、育成・成長させるための職場はどうあるべきなのでしょうか?
1.学ぶ機会
「教えてもらって当然」と考える人たちが多くなっている現状を理解し、OJT及びOffJTの両方で、学ぶことができる環境を用意することが必要です。
2.サポート
いつでも同僚・先輩・上司の支援を受けることができる環境が必要です。支援を受けることで、自分の行動を客観視することができ、次の行動に生かすことができるようになります。
3.信頼関係
学ぶ機会を与えてもらい、サポートを受けることを通じて信頼関係が醸成され、さらに、コミュニケーションの機会を通じて、過去の成功体験や失敗談を共有することで、次の行動に生かすことができるようになります。
4.新たなことにチャレンジ
新たなことにチャレンジすることは、考える力、課題解決能力、人を巻き込む力など、多くの能力向上に役立てることができます。
テレワークによる必要最低限のコミュニケーションだけでは、これらの役割を果たすことは難しく、人材育成において支障が生じてくることは明らかです。テレワークと職場のバランスを考え、これからの時代における職場づくりの参考にしていただければと思います。
一方で、働く側から見たときに、変化し続ける世の中で生き残るために、どのような働き方をすればよいのでしょうか?たとえば、以下のようなことがあるのではないかと思います。
1.経験を積む中で「自分の軸」を見定め、特定の業種や職種、時代にとらわれることのない、汎用性の高いスキルを身につけること
2.今までの価値観だけにとらわれるのではなく、会社や上司から与えられた業務をはじめ、偶然与えられる機会に、まずはチャレンジしてみること
3.行動して、失敗して、トライ&エラーを繰り返すこと
いま一度、職場づくり、働き方を見直すきっかけにしていただければ幸いです。
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