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2020.09.16
世界を駆ける経営

「盒小馬」が上海で6店舗同時出店 ~ 中国での新しい朝食スタイル ~

「盒小馬」が上海で6店舗同時出店 ~ 中国での新しい朝食スタイル ~…

8月12日からアリババグループの「盒小馬(フーマーポニー)」という新しい朝食サービスが上海で拡がっています。

アプリで朝食をオンライン注文、地下鉄駅の指定ロッカーで受け取るというサービスで、朝忙しいビジネスマンには利便性が高いことから、利用者が一気に増加しています。同時開店した6つの店舗は、黄浦区、徐匯区、閔行区、普陀区、長寧区のオフィス街に位置していますが、「盒小馬」の店員によると、今後毎月6〜10店舗のスピードでオープンし、今年末までには60〜80店舗を予定しているとのことです。それで、上海の全地下鉄路線の主要ビジネスエリアをカバーするようです。

 

 

(左写真:徐匯飛洲国際店 / 右写真:朝食預かり用スマートロッカー)

 

「盒小馬」の利用方法は、上述したとおり事前にアプリで注文した後、所定のスマートロッカーのコードをスキャンして食事を受け取る以外に、直接店舗で注文する方法もあります。店舗の面積は、約30㎡、朝食メニューは約40種類が用意されています。例えば、煎餅、中華まん、お粥、洋風のパン、コーヒーなど食べ物と飲み物が自由に選べます。一人当たりの平均客単価は10元程度ではないでしょうか。

 

(写真:「盒小馬」の主な朝食メニュー)

 

屋台やコンビニの行列に並ぶ必要もなく、決済も簡単で、素早く好みの朝食を入手できる、という新たな朝食スタイルの提案だと思います。

ちなみに、「盒小馬」で販売されているメニューの食材の90%は、同じアリババグループが展開する生鮮スーパー「盒馬生鮮」(フーマー)から供給されています。提供されている料理の大半は、あらかじめ「盒馬生鮮」のセントラルキッチンで調理したものを、店舗で最終加工をするだけとなっています。店舗数が拡大すれば、「盒小馬」と「盒馬生鮮」とのシナジー効果が発揮できるというわけです。

 

「盒小馬」は確かに面白いビジネスモデルですが、まずは上海などの大都市を中心に展開していくでしょう。地方都市では、生活スタイルや朝食にかける予算も大都市とは違いますので、中国全土に普及するには時間がかかるかもしれません。

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