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8tipsリスクに備える経営

2023.10.26
リスクに備える経営

海外資産は保有すべき!?

海外資産は保有すべき!?…

2024年1月より新NISA開始、首相がニューヨークで「資産運用特区」構想表明、など、国内における資産運用の空気が徐々に拡がりつつあります。

まだまだ預貯金が安心、という風潮は変わらないと思いますが、日本国内でも将来のために資産運用を考えなければいけないのでは?という流れが出来てるように思われます。

そのような中で今、海外資産への投資が注目されつつあります。

これまで日本円による預貯金が資産保有の中心であった日本において、資産運用がようやく馴染み始めたばかりにも関わらず、海外資産への注目が集まっているのはなぜか、そして海外資産投資に今後どのように向き合っていけばいいのか、を考えてみました。

 

海外資産とは

海外資産とはどのようなものがあるのでしょうか。

外貨預金、外国株式、外国債権、海外不動産、海外保険等々・・・さまざまな投資方法があります。

海外資産への投資については、「リスクが高そう」「手続きがよくわからない」「不動産の実物を見に行けないから不安」等々、始めるにあたって不安視する声があるのは事実です。

 

海外資産へ注目が集まるのは?

海外資産を保有する一番のメリットは分散です。

国内の預貯金、国内株式への投資、など日本国内だけで投資をおこなうことは、日本国だけに一点張りするリスクをかかえると言い換えることもできます。ご承知のとおり、日本に比べて海外は経済成長率(人口動態、GDPなど)が高い地域も多く、そういった経済成長の結果として、株価上昇、不動産価格の高騰など、投資に対して大きなリターンが期待できます。

また、足元では、物価高騰や円安の影響などの影響もあり、海外資産保有者の運用益が上がっていることも注目が集まる要因の一つかと思われます。

 

海外資産投資のススメ

海外については情報が少なく不安である、政情不安からくる株価下落など、日本での投資に比べてリスクが回避しにくい、というデメリットもあります。

ただ、上述のとおり「分散投資」の観点からみると、日本一点張りのリスクの方がより高いとも考えられますし、実際の社会生活において「海外」とは切っても切れない関係にあることを鑑みると、海外資産への投資を実際におこなうことで、海外の経済状況により関心が持てるようになる、という側面もあるのではないでしょうか。特に社会で働くビジネスパーソンにとっては海外経済情勢へのアンテナは今後不可欠なスキルといっても過言ではないと思います。

 

大きな額の株式投資や海外不動産を持つなどは初めての方にとっては非常にハードルが高いものですので、まずは、少額の債券や投資信託から始めてみてはいかがでしょうか。もちろん、繰り返しお伝えしていることですが、あくまでも「分散投資」という考え方がベースですので、海外資産一点張り、というのもお薦めしません。

資産投資に関するご相談もみらいコンサルティンググループでは承っております。お気軽にご相談ください。

 

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