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8tips最大効率の経営

2021.03.10
最大効率の経営

変革の時代に『複業』人材の活用が増えるワケ

変革の時代に『複業』人材の活用が増えるワケ…

【ポイント】

自社の経営課題解決のために、複業人材の活用が増えている

主なメリットは以下2つ
「転職市場では採用が難しい優秀な人材が確保できる」
「自社にない新しい視点やネットワークによりイノベーションが生まれやすい」

複業人材も「自社のビジョンや価値観に共感する人材かどうか」の見極めがとても大切

 コロナ禍もふくめ、社会・経済に大きな変化が起こる中、多くの企業経営においても、事業モデルの転換や組織の見直し、デジタル化の推進など、事業継続に向けた変革が求められています。しかしながら、社内に専門的な知識やノウハウを有する人材が不足し、事業転換等の変革のハードルとなっている企業は多くあります。そのような中でここ最近、自社の経営課題の解決を促進させるために、専門的な知識やノウハウを持つ複業人材(複数の法人で勤務するプロ人材、自身でも法人を経営する経営者等)を積極的に自社に取り入れ、活用する動きが徐々に増えてきています。

 

 複業人材を活用する企業のメリットは、フルタイム正社員の転職市場ではなかなか獲得することが難しい優秀な人材にも、自社の事業に参加してもらえることです。一般の転職市場で経営課題の解決を促進できるような人材の採用活動を展開しても、求める水準の人材に出会えなかったり、コストが掛かりすぎることが少なくありません。頼りになる人材の確保は、企業経営の常にある悩みのひとつですが、運よく自社の求める人材に出会えても、待遇面で折り合わない場合も多いのが現実です。その点、複業人材であれば、依頼範囲や関わり方を工夫することで、求めるレベルの人材を捻出できるコスト内で確保できる可能性が大いにあります。

 

 また、優秀な人材の専門性やスキルを「シェア(共有)」して活用することで、労働市場での人材不足を打破し、経営課題を解決できるという「人材シェア」の考えは、複業という働き方を選択する人材のより成長したい、より多くの貢献・体験をしたいといったニーズとも合致しています。このような働き方を選ぶ人材は今後、増加すると予想されます。

 

 複数の事業に並行して携わっているのも、複業人材の特長です。複数のプロジェクトに関わる中で得られる経験やノウハウが自社に新たな視点やネットワークをもたらすことで、社内にイノベーションが生まれやすくなります。まさに変革の時代に必要な人材といえます。

 

 ただ、複業人材をうまく活用するために留意すべきこともあります。競業・利益相反への対策、タスクの見える化、コミュニケーションの工夫など、ポイントは複数ありますが、経営課題を解決するパートナーとして期待する以上、「自社のビジョンや価値観に共感する人材かどうか」の見極めは、とても大切ではないでしょうか。いくら必要な専門性やノウハウについて高度なものを持っている人材であっても、自社のビジョンや価値観に共感しない人材であれば、かえって社内の軋轢や関係者間でストレスを生む元となるばかりで、組織の中で全く機能しないまま離脱していってしまう可能性も高いのではないかと考えます。

 

 正社員と同様、複業人材の採用においても、求める能力や業務内容等の条件面だけでなく、企業のビジョンや大事にしている価値観、経営者の人柄やストーリーをしっかりと伝えることで、「この会社、この経営者と一緒に仕事がしたい」という当事者意識と熱意を持って、経営課題の解決に貢献してもらうことが重要です。

 

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