Regional Transformation地域創生
2022.09.01
北海道からIPO企業を輩出する機運が高まっています!
2022年7月20日(水)、「2022年度 北大ビジネス・スプリング IPO勉強会(第2回)」に登壇する機会をいただきました。
タイトルは、「IPOにおける労務コンプライアンス」。近年、働き方改革などを背景に、上場審査においても、労務に関するコンプライアンスの状況は注目されるポイントのひとつです。
【関連ニュース】
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 北海道本部 北大ビジネス・スプリングが行うIPO勉強会に当社コンサルタントが登壇しました
◆開催報告 2022年度 北大ビジネス・スプリング IPO勉強会第2回
(独立行政法人 中小企業基盤整備機構のサイトに移動します)
今回勉強会を主催した「北大ビジネス・スプリング」は、独立行政法人 中小企業基盤整備機構が、起業家及び第二創業に取り組む中小企業を支援すべく展開しているインキュベーション施設のひとつ。
「大学からビジネスが生まれる!新たな技術・アイディアをカタチに。」をキャッチフレーズに、北海道大学等との連携のもと、北海道、札幌市、地元経済界等が一体となり、起業をはじめ、実用化、マーケティング、販路拡大等あらゆる局面において入居企業のビジネスをサポートし、新事業の創出・育成をされています。
(独立行政法人 中小企業基盤整備機構のサイトに移動します)
北大ビジネス・スプリングでは、2021年に初のIPO企業を輩出され、あとに続く企業も控えているとのことで、昨年はじめて「IPO勉強会」を実施。延べ275名の参加があり、大変好評で引き続き今年度の実施となったそうです。
勉強会には、北大ビジネス・スプリング入居企業のほか、VC(ベンチャーキャピタル)関係者、大学関係者、中小機構関係者、スタートアップ支援者等、さまざまな立場の方にご参加いただきました。皆さんIPOに関する知識の習得や、様々な関係機関とのネットワーク構築に力を注いでおられ、北海道からIPO企業を輩出する機運の高まりを感じました。
みらいコンサルティンググループでも、地域創生実行支援会社の1つとして、北海道に「北海道地域創生プラットフォーム株式会社(略称HPR2:Hokkaido Platform of Regional Revitalization)」を立ち上げました。地域企業のIPOを支援させていただくことは、地域創生を実現する重要な鍵になると考えています。
しかし、自社のみでは、できることも限られます。今まで以上に「共創」の観点、「学びの姿勢」の必要性を痛感しています。今後も、北海道に根付く企業として、想いを共にするパートナーとの連携の機会を創出し、良い会社を地域で生み出す支援、連携、取り組みを推進していきます。
<執筆者>
北海道地域創生プラットフォーム株式会社(HPR2)
武田真希子