体調管理はだれがする? ──「家族」も含めた健康経営が、会社とあなたを救う理由
皆さまは「健康経営」という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。「社員のメタボ対策」といった、福利厚生の一環だと思われていたら、それは少しもったいないかもしれません。
今の時代の健康経営とは、「社員とその家族の心身の健康を、会社の持続的な成長に不可欠な『経営資源(資本)』と捉え、戦略的に投資すること」を指します。これまでは「体調管理は個人の責任」とするのが一般的でしたが、もはやそれは個人の努力だけで完結できる時代ではなくなっているのです。
「家族の不調」は仕事に直結する
想像してみてください。自分の体は元気でも、子どもが熱を出している、あるいは親の介護に不安を抱えている……そんな状況で、仕事に100%集中できるでしょうか。
実は、職場には、出勤はしているものの、心身の不調やプライベートの悩みによって、本来のパフォーマンスが発揮できない状態にある方もいる、というのは現実課題ではないでしょうか。個人の健康だけでなく、「家族という土台」が揺らげば、仕事の生産性も、組織の創造性も、ドミノ倒しのように崩れてしまう。 だからこそ、企業は今、社員の「背後」にある家族の健康にも目を向けることに意義があるのだと考えます。
包括的なケアは、企業の「生存戦略」である
「家族のことまで会社が踏み込むのはお節介では?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、昨今の日本においては、生産年齢人口の減少に伴い、「今いる社員に長く、健やかに活躍してもらうこと」の重要性は増すばかりです。
会社が社員の生活背景を丸ごと尊重し、家族のケアや健康をサポートする姿勢を明確に打ち出すことは、組織における心理的安全性を劇的に高めます。 「家族に何かあっても会社が理解し、バックアップしてくれる」という安心感こそが、高いエンゲージメント(貢献意欲)の源泉となるのです。
家族を含めた包括的なケアは、単なる「善意」や「お節介」ではありません。優秀な人材の離職を防ぎ、組織の活力を維持するための、極めて現実的な「生存戦略」なのです。
健康経営は、組織の「覚悟」を映す鏡
もはや健康は「自己管理の問題」ではありません。社員が、そしてその大切な家族が健やかであることは、企業の競争力を左右する最優先事項です。
ぜひ、健康経営を「福利厚生」の枠を超え、「大切な人を大切にできる組織づくり」として再定義してみてください。それは、変化の激しい時代において、最もリターンの大きい「人的資本」への投資になるはずです。
私たちみらいコンサルティンググループは、制度の設計から文化の醸成まで、皆さまの「人を大切にする経営」を全力でバックアップします。ちょっとしたアイデア出しや、他社の事例を知りたいといったご希望などがございましたらご相談ください。
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