8tips右肩上がりの経営
『共感』から始まる未来の共創
自分ではコントロールのできない環境の変化や出来事に一所懸命になって対応しているとき、「私たちは何の為に働いているんだろう」と、ふとわからなくなってしまう時があります。
食生活や医療という環境が向上し、人々は長生きできるようになりました。また、インフラ、通信技術や情報環境の変化から、多様な生き方が選択できるようになりました。国を越え、文化を越えたそれぞれの生き方をそれぞれが考え、選ぶことができるようになっています。そのような中、コロナ禍において、急速な環境の大きな変化を経験してきている私たちは、「生きる」ということを改めて考え、そして、それが多くの人々が生活する生活社会の中で成り立っているということに痛切に気付かされました。
私たちは一人一人が社会の中で生きている、活かされている、という「あたりまえのこと」を改めて認識した者として、その「あたりまえ」を継続させ、子供たちやそのまた子供たちにもつながるような取り組みをしていくことが、一人一人のオトナに求められている生き方なのだと恥ずかしくも、納得する自分がありました。
ESG、SDGsという言葉が一般化してきているように、これからの時代、企業がその存在を維持し、拡大させていくには、社会・環境という世の中から期待され、望まれていることが必要です。
つまり、始めにそこにあるのは、「私たちはこんな未来を創りたい」という地域、社会、環境を巻き込んだ「想い」であり「ワクワクするようなストーリー」です。ポイントは決してそれが「自社の利益になるものだけではない」ことです。
さらに、多様な生き方を選ぶスタッフや取引先、協力してくださる企業・人たちとそれを創り上げていくには、想いやストーリーへの「共感」があるからこそ、企業活動として繋がり、育んでいくことができるのだと考えます。同じ時代、同じ世界を生きる者として、よりよい環境・社会で共に生きるという関係を創り、信頼関係の中で納得感のある役割をそれぞれが担うことが求められるのではないでしょうか。
多様な文化を持つ多様な働き方のスタッフや協力者たちと目指す「ありたい未来」。それぞれが自分勝手な生き方や行動をしていては、成し遂げられません。
「ひとりひとりが社会の関係性の中で想い描く、ワクワクするような未来に向かうストーリー」
これを共有・共感・納得しながら新たな未来にむかい、挑戦することで共に創っていくことが求められます。
私たちは、「未来セッション」というお客さまの歴史(過去)、現在の取り組み、未来のありたい姿について、数時間のセッションを通して共有させていただくプログラムを実施させていただいています。皆さまが思い描く最高に素晴らしい未来を共に創り上げていくことで、地域や地域で活躍される方々の暮らしをより素晴らしいストーリーにしていくことが私たちの究極の幸せではないか、と考えています。
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