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地域で「選ばれる」会社になるために。中小企業の採用成功の鍵とは

地域で「選ばれる」会社になるために。中小企業の採用成功の鍵とは

皆さまの会社では、人材採用は順調でしょうか。地域で企業を経営する皆さまから、最近もっとも多く伺うお悩みが「人が採れない」という切実な声です。「若い人はみんな都市部へ行ってしまい、戻ってこない」「うちのような小さな会社には見向きもされない」……。そんなふうにあきらめてはいませんか? 今回は、地域の中小企業でありながら、工夫と情熱で採用に成功しているお客さまの事例をご紹介します。

事例1:ビジョンの見える化と「仕組み」の整備で、共感を生む

ある企業では、まず組織の結束を強めるために、将来のビジョンを明確に描くことから始めました。そして、そのビジョンを実現するための第一歩として、あいまいであった人事評価を明瞭にするための制度を整え、時代の流れに応じた賃上げも実施しました。さらに役員が主体となって、「どのような人材を何人採用し、どう育成するか」を明確にしたうえで、採用専用のホームページを制作。そこでビジョンや求める人物像、キャリアプランをオープンに発信しました。採用媒体についても反応を見ながら選択活用し、自分たちがめざす未来を丁寧に伝えることで、新卒・中途ともに毎年必要な人数を確保できるようになったのです。

事例2:地道な「つながり」の再構築が、未来の従業員を呼び込む

以前はハローワークや地元の高校からの採用が中心だった別の企業では、従業員自身の出身校である大学、専門学校、高校や部活動の人脈を頼りに、全員で手分けをして学校を訪問しました。就職説明会などを通じて地道に自社の魅力を伝えつづけたのです。すると活動2年目には、それまで実績のなかった大卒の新卒採用が決定。翌年にはさらに複数名の採用が決まるなど、年々、顔ぶれが充実するようになりました。まさに「足で稼ぐ」地道なPRが、学生の心を動かした好例です。

採用の土俵に立つための「最低条件」と「付加価値」

これらの事例に共通しているのは、決して特別な奇策ではなく、今の採用市場で求められる施策をよいタイミングで着実におこなっているという点です。他にも、リモートワークを活用して都市部に採用拠点(営業所)を設けたり、大学の地域貢献活動(インターンシップなど)を周知の場として活用したりする例も増えています。

かつて大学生と意見交換をした際、「人事制度がない企業は、そもそも選択肢に入らない」とはっきり口にする学生がいました。今の20代は、給与条件だけでなく「成長できる環境があるか」「仕事に将来性があるか」を厳しく見ています。しかし、これは中小企業にとってチャンスでもあります。なぜなら、大手企業のような給与額だけではなく、「仕事を通じた社会貢献」や「顔のみえる信頼関係」といった、心のモチベーションに訴えかけることで、同じ土俵で勝負ができるからです。

私たちといっしょに、会社の魅力を再発見しませんか

システムや制度を整えることはもちろん大切です。しかし、最後に人を動かすのは、その会社が持つ「熱意」と「誠実さ」ではないでしょうか。みらいコンサルティンググループでは、人事制度の構築といった「仕組みづくり」から、組織の魅力を引き出す「価値発掘」まで、幅広くご支援を行っています。「うちはまだ準備ができていない」と不安を感じるようであれば、ぜひ一度私たちにご相談ください。地域に根ざし、キラリと光る会社づくりを実現したい、そう強く願っています。

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