「管理職の育成に関する自律性が低く、組織全体のパフォーマンスが向上しない」
「評価制度が不透明で、管理職のモチベーションが低下している」
そんな課題を抱えていた企業が、人事制度の見直しと評価制度の透明化に取り組んだことで、管理職の自律性が向上し、組織全体のパフォーマンスが改善されました。
企業の成長と発展には、管理職の自律性とモチベーションの向上が不可欠です。人事制度の見直しと評価制度の透明化を通じて、管理職が自律的に行動できる環境を整え、組織全体のパフォーマンスを向上させる支援をおこないました。これにより企業全体の実行力が高まり、持続的な成長が可能となりました。
相談内容
- 現行の人事制度は年功序列的要素が強いため、頑張っている人を評価できる制度にしたい
- 人材育成を重視した人事制度構築を目指したい
- 管理職を巻き込みつつ、会社のビジョンから社員一人ひとりの行動に落とし込み、評価していきたい
お客さまが感じていた課題
- 管理職自身は育成された経験が少なく、育成に対して自信をもてていない
- 管理職に、育成の重要性に気づいてもらい、自律的に育成してもらいたい
キーワード
- 管理職が育成に対する自律性をもつ制度構築の進め方 →「社長が感じる会社の課題を管理職と共有できる組織」への変革
- 社長の代替わりに伴う、さらなる組織成長と風土改革

【第1フェーズ(現状分析・診断)】
- ● 管理職への個別インタビューと意見交換
【第2フェーズ(制度設計)】
- ● 評価制度、等級制度、賃金制度の設
【第3フェーズ(新制度導入支援)】
- ● シミュレーション、社員説明、各種規程の改訂

|お客さま|
- ▶︎ ご要望のスケジュールにあわせて人事制度をスタート
- ▶︎ 管理職との対話に時間をかけ、社長の想いを管理職に伝えていくなかで、管理職の自律性を高めることに成功
→ 管理職から制度運用に関する要望(アドバイザリー支援へ)
|金融機関|
- ▶︎ 第2フェーズ以降も継続してご支援
- ▶︎ MCの進め方に共感いただき、ES調査(従業員満足度調査)やMIRAIC(ココロの共有)といった実現支援も継続
まとめ
本事例では、管理職の自律性を高めるための人事制度の見直しと評価制度の透明化を通じて、管理職が自律的に行動できる環境を整えることができました。これにより、管理職のモチベーションと組織全体のパフォーマンスが向上し、企業全体の実行力が高まり、「真の人的資本経営」に近づきました。また、「社長が感じる会社の課題を管理職と共有できる組織」への変革を実現。持続的な成長を目指す企業にとって、管理職の自律性向上は重要な要素であることが再確認されました。