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2022.01.05
世界を駆ける経営

ホーチミンでのシェアサイクル(Mobike)試験運用開始

ホーチミンでのシェアサイクル(Mobike)試験運用開始…

2021年11月、ホーチミン市でシェアード自転車の試験運用が開始された。中国ではよく見かけるMobikeだが、ベトナムではまだ導入がされておらず、ホーチミンの投資家によって主にバス停や幹線道路に沿ってポート(Mobikeが多数停められているスポット)が作られた。現在まだ試験運用の為、500台との事だが反響により更に広く展開されていくことが予想される。本サービスの利用にはまずスマホで専用のアプリをダウンロードする必要がある。これを利用すれば最寄りのポートを検索でき、そこでコードをスキャンすることでお好みの自転車のロックを解除、使用後はポートに自転車を戻してロックするだけというシンプルな使い方となっている。料金体系は30分で5,000VND(約25円)、60分で10,000VND(約50円)、と使用時間によって計算される仕組みとなっている。各ポートには現在20台程度のmobikeが設置されており、防犯目的からもロックやGPSといった機能は当然付けられている。

Grubタクシーやバイク移動が圧倒的な移動インフラとなっているベトナムにおいて、このシェアードサイクルによる移動がどれだけ市民の心を惹きつけるかはまだ未知数で、以下のような消極的な意見も少なからずある。

 

・年中暑いホーチミンで自転車に乗りたい人がどれだけいるのか

・これだったら電動自転車で良いのではないか

・まず道路舗装をしっかりすべき

 

このような声に対して、今後どのように訴求力を持たせていくのか、注目が集まっている。

 

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