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2022.01.19
世界を駆ける経営

コワーキングスペースの台頭加速

コワーキングスペースの台頭加速…

新型コロナウイルスによって、学校ではいまだにオンライン授業が継続されており、企業も例外ではない。主にホワイトカラーを中心に、これまでの出勤をベースとする出社から、自宅あるいはカフェ等でリモートワークを行うスタイルが主流になりつつある。そのような中コスト削減の為に、従業員集約型の事務所を閉鎖しコワーキングスペースへ転換利用することに注目度が高まっている。単に1席だけを借りるスモールスタートの場合であれば、月200$程度で借りられるところもある。元々このようなコワーキングスペースは少人数スタートアップ企業等の利用が多かったが、最近ではこちらにシフトチェンジする大企業も増えているとのこと。

また、近年外資(特に日系)企業向けのコワーキングスペースも増えてきており、普通のシェアオフィスに加え、各企業が契約できる専用の部屋(レンタルオフィス)も用意されているのは、日本と同様だ。最大の違いは新規進出のサポートが受けられる点と考えられる。日本人常駐による完全日本語対応のレセプションはもちろん、駐在員事務所・法人の設立やワークパーミットの取得代行、雇用契約書・就業規則の作成サポートに給与計算等、更にこれらの手続きに必要な翻訳・通訳業務も別途費用で契約できるようになっている。新規進出企業の多くはこのような手続きを別途コンサル会社等に依頼することが多いが、自社のオフィス内でこれらのサポートを一気通貫で受けられる点に非常に訴求力があると考えられる。

 

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